祇 園 祭 特 集                        TOP      京の祭へ
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  祇園祭のはじまり

  桓武天皇によって794年に建都された平安京は、盆地特有の高温多湿の気候で、夏には伝染病などの疫病が発生する都でした。朝廷は疫病が流行るたびにその怨霊を鎮めるために御霊会を神泉苑を中心に行っていました。なかでも祇園の御霊会が最も効果があるとされ、970年(天禄元年)以降、祇園社の祭礼として恒例行事となりました。これが祇園祭の始まりとされています。
 中世になり民衆が力をつけはじめると、疫神を呼び集め退散させるさまざまな趣向を凝らした美しい作り物、贅を凝らした装飾品などが行列に加わり、見物する人びとの注目を集め都市祭礼として発展します。これが山鉾巡行の起源です。
 応仁の乱の前には、50基以上もの山鉾が巡行し、山や鉾を出す町々の間で、華やかな趣向や出し物を競い合うようになって「見る祭」に発展していきました。

 7月1日から31日までの一ヶ月に及ぶ祇園祭の行事は、各山鉾町が行う吉符入りや山鉾建てなどの行事と、八坂神社を中心に行われる神幸祭や還幸祭などに分けられます。  
                               祇園祭行事日程


  《2010年の巡行順》 
     
 [さきの巡行] 

 長刀鉾→孟宗山→木賊山→油天神山→函谷鉾→霰天神山→四条傘鉾→太子山

 →菊水鉾→伯牙山→山伏山→郭巨山→鶏鉾→白楽天山→綾傘鉾→蟷螂山
 
 →月鉾→占出山→芦刈山→保昌山→放下鉾→岩戸山→船鉾

 [あとの巡行]

 北観音山→橋弁慶山→役行者山→八幡山→黒主山→鈴鹿山→浄妙山
 
 →鯉山→南観音山    巡行予定時間
  山鉾一覧(2010年巡行順)
 さきの巡行
長刀鉾 孟宗山 木賊山 油天神山   函谷鉾
霰天神山 四条傘鉾 太子山     菊水鉾    伯牙山
山伏山 郭巨山 鶏鉾 白楽天山 綾傘鉾
蟷螂山 月鉾 占出山 芦刈山 保昌山
放下鉾 岩戸山 船鉾
 あとの巡行
北観音山 橋弁慶山 役行者山 八幡山 黒主山
鈴鹿山 淨妙山 鯉山 南観音山

                 山鉾配置図

 

現在巡行する山鉾は32基。鉾、 曳山、 舁山、 傘鉾に分類されます。
 
・・・・鉾は疫神を集める依代で、車に乗せられて曳かれ     るようになりました。鉾頭は長刀、月など神聖なる     依代として、それぞれかたちが工夫されました。

舁山
・・信仰の象徴である山形に依代である松を挿し、中      国の故事や能楽などその時々の話題のものを主      題にした趣向の人形を置き、舁いて巡行します。

曳山・・舁山に車をつけ、大型化させたもの。江戸時代半     ばには屋形がつき、鉾により近くなりました。山の     象徴である松は屋根の上まで立ち上がりました。

船鉾・・鉾全体が船の形をし、屋根の妻やけらばには太刀     。船縁には盾や鎧が用いられるなど作り物として      の特徴を残しています。先の祭のしんがりを行く船     鉾、そして後の祭の殿を巡行した大船鉾(いまは      巡行していません)がありました。

傘鉾・・傘の周りで囃子たてる古来の形式を伝える。

山鉾町
 以前は下京と呼ばれた町々で、現在は寺町通より西、大宮通より東の間、そして二条通より南、松原通よりも北の範囲の32町内で、その多くは四条室町付近に集まっています。