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下鴨神社から御所を巡る
 下鴨神社〜上御霊神社〜相国寺〜御所〜梨木神社〜廬山寺〜革堂〜下御霊神社
 @京阪電車「出町柳」駅から徒歩10分
 A京都駅から市バス205号系統「下鴨神社前」下車すぐ
  下鴨神社(賀茂御祖神社)  
 平安遷都以前からこの賀茂の地を支配していた豪族、賀茂氏が祀った“賀茂の社”が起こりです。山城国一の宮と崇められ、国事を祈願し、国民の平安を祈る神社として「賀茂斎院の制」「式年遷宮の制」等が定められました。祭神は賀茂建角身命と玉依媛命。広大な境内には本殿(国宝)や53棟の重要文化財社殿が並びます、境内一帯は糺の森と呼ばれ国史跡になっている。世界遺産。

■拝観時間:午前6時半〜午後5時
■拝観料:大人500円、高校生500円、小中学生250円
■駐車場:有
■左京区下鴨泉川町59
■京阪電車 出町柳下車徒歩約10分 市バス下鴨神社前下車 徒歩約5分






糺の森を通る「葵祭り・牛車」




楼 門


舞 殿


本 殿
  上御霊神社(御霊神社)  
 794年(延暦13)崇道天皇を祭ったのが始まり。その後仁明、清和天皇時代をへて7柱が合祀され、863年(貞観5)悪疫退散の御霊会が勅命で催されました。国家、皇居、都民守護の社として朝野の崇敬を集めました。なお境内の‘御霊の森’は応仁の乱の発端となった地です。

■拝観時間::午前7時〜日没
■拝観料:無料
■駐車場:有
■上京区上御霊前通烏丸東入
■地下鉄「鞍馬口」下車徒歩約3分 市バス「烏丸鞍馬口」徒歩約3分 市バス「出雲路俵町」徒歩約5分



西楼門


本 殿


御霊祭の神輿
  相国寺   
 永徳2年(1382)足利義満は「室町殿」の東隣に自らの仏道修行の場として、禅寺の創建を発願。明徳3年(1382)に夢窓国師を開山して完成しました。山内に禅宗寺院を統制管理する僧録司を置き、禅宗行政の中心的存在でしたが、たびたびの火災で衰退、再建を繰り返しました。
 法堂(重文)は豊臣秀頼の寄進。天井に狩野光信筆の蟠龍図が描かれ‘鳴き龍’として知られています。寺宝は、無学祖元墨蹟(国宝)をはじめ多くを所蔵。臨済宗相国寺派大本山。

■拝観時間:午前10時〜午後4時
■拝観料:境内自由、春と秋に法堂・方丈・浴室特別拝観
■駐車場:有
■上京区今出川通烏丸東入相国寺門前町701
■地下鉄今出川駅下車 徒歩約5分市バス同志社前下車 徒歩約5分




総 門


庫 裏


法 堂
  京都御苑・京都御所  
 御所がこの地に定まるまで、平安京内裏、禁裏、大内は、延べ50回ほど焼失しています。現在の建物は、江戸末期の1855年(安政2)に再建したもので、一部は平安朝の古制を模しています。御所は東西南北に6門と歴代天皇が即位した紫宸殿。また、北側に皇后宮常御殿などがあります。小御所前には大きな池を配した優雅な庭園もあります。

■事前予約制/春と秋に一般公開有
■料金:無料
■問合せ・申込先:宮内庁京都事務所参観係
電話075-211-1215
■駐車場:有
■上京区京都御苑内
■地下鉄 今出川下車 徒歩約5分
市バス 烏丸今出川下車 徒歩約5分



京都御所


承明門から紫宸殿を望む


清涼殿
  梨木神社   
  1885年(明治18)創建、明治維新の功労者三條実万・実美父子を祀っています。京都三名水のひとつ「染井」が境内にあります。京都随一の萩の名所で、9月には萩まつりが行われます。

■拝観時間:午前9時〜午後5時
■拝観料:無料
■駐車場:有
■上京区寺町通広小路上ル
■市バス 府立医大病院前下車 徒歩約2〜3分





本 殿


染 井
  廬山寺    
 天慶1年(938)延暦寺中興の祖、元三大師良源が開基。圓浄宗本山。皇室とのゆかりが深く、天明の大火(1788・天明8)で失った堂宇は、皇室の援助で復興しました。紫式部の邸跡といわれ、源氏の庭、お土居などが残っています。
 節分には、宮中で元三大師の修法を妨害する悪鬼(赤鬼・貧欲、青鬼・嗔恚(しんい)、黒鬼・愚痴)を退散させる伝統行事「鬼法楽」が行われます。

■拝観時間:午前9時〜午後4時
■拝観料:大人400円、小中学生300円
■駐車場:有
■上京区寺町通広小路上ル1丁目北ノ辺町397
■市バス 府立医大病院前下車




山 門


太師堂


青鬼・赤鬼・黒鬼
  行願寺(革堂) 
 西国三十三カ所第19番札所。俗人のころ鹿を射止めた行円が、仏心を起こし、1004年(寛弘1)寺を建立、千手観音像を刻み、安置しました。皮の衣を着たので、皮聖と呼ばれ、寺は革堂と称しました。当初、今の上京区にありましたが、移転と焼亡を繰り返し現在地に移っています。天台宗。

■拝観時間:午前9時〜午後4時
■拝観料:無料
■駐車場:無
■中京区寺町通竹屋町上ル行願寺門前町17
■京阪電車 丸太町下車徒歩約15分市バス 河原町丸太町下車 
徒歩約2〜3分


山門から本堂を見る


本 堂


本堂正面
  下御霊神社  
 桓武天皇の時代に疫病が流行、これは御霊の祟りであるとして、貞観5年(863)に神泉苑で御霊会が行われ、御所の鎮守として祀られたといいます。もとは上御霊神社の南にあることから下御霊といわれた。本殿は寛政期に仮皇居の内侍所(賢所)を、表門は仮御所の建礼門をそれぞれ移築しました。
 境内の御霊水は梨木神社の染井と同じ水脈で名水。

■拝観時間:午前6時〜午後8時
■拝観料:無料
■駐車場:有
■中京区寺町通丸太町下ル
■京阪電車 丸太町駅下車 徒歩約5分
市バス 河原町丸太町下車 徒歩約2分





本 殿


御霊水