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三船祭(車折神社)
 祭の始まり

 三船祭は5月14日に行われる車折神社の例祭の延長神事として、昭和  3年の昭和御大典を記念して始められたものです。元来は、昌泰元年(8 98年)宇多上皇が嵐山に御幸されたときに、大堰川で船遊びをしたのが 始まりとされています。
 「三船祭」の名前の由来は、白川天皇が行幸されたおりに、「和歌・漢詩・奏楽」の達人を三隻の船に乗せられて船遊びをしたところから名付けられ たといいます。現在は毎年5月の第3日曜日に行われ、御座船、龍頭船、 鷁首船など20数隻が渡月橋上流の大堰川に浮かべられ、平安時代の優 雅な王朝文化を再現する舟遊びが繰り広げられます。

■三船祭スケジュール 
正午〜車折神社でお出ましの式を斎行
午後1時〜神社から大堰川まで行列が進む
午後2時〜ご船遊
午後4時〜上陸後、嵐山頓宮終了式を斎行
  船 遊
  
          

                 龍頭船                                 鷁首船                  
  龍頭船には、舞人と雅楽奏者が乗り、迦陵頻(かりょうびん)・胡蝶の舞(こちょうのまい)・蘭陵王(らんりょうおう)
などの舞楽が奉納されます。鷁首船(げきす)では献茶式が行われます。

      
            
御座船には中之島公園で神霊が乗船され、今様・地謡など様々な芸能が奉納されます。

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